自分も32歳になり中年というにはまだ早いけど、若いとも言われない年齢になってきた。
今思えば本当周りに迷惑をかけてきた人生だった。
こんなこと書くといわゆる元ヤンキーで社会に迷惑をかけたみたいな感じに思われそうだけど、別にヤンキーではない。
ただ子供の頃から常識が欠けてて、というかまあ親がちゃんと教えてくれたりしてたらなとかあるんだけど今思えば本当しょーもないことしてた。
周り近所に対しもそうだし小学校の時同級生に迷惑かけたこともあった。
10代の時もそうだったし、大人になった20代でもちょこちょこかけてた。
そんなクソ野郎な自分だが、ちょっぴり成長したところもある。
今は自分を客観的に捉えられるようになったし、周りに感謝できるようになった。
正確に言うとまだまだ怪しいんだけど少なくともそれらを心がけてるというか努力はしている。
例えば会社の周りの人へ対して。
自分の勤めてる会社は人件費にうるさい会社でいわゆる掃除のおばちゃんみたいな人がいない。
だから休憩室や廊下、トイレなんかの掃除を総務の人がやってくれたりたまに自分の上司なんかがやってくれたりしてる。
掃除をやってくれる人達がいるから施設を快適に使える。
自分が気にかけたりしなくて済んでる。
しかもそんな汚れ仕事普通なら自分みたいな下っ端に押し付けたりされてもおかしくない。
でも上司は自分たちが仕事に集中できるように気を使ってくれてるんだろう。
本当感謝しかない。
若い頃の自分だったらそれに対してなんとも思わなかったと思う。
だから相手に対してリスペクトに欠けて無礼を働いたりもした。
これは目に見えてる感謝とも言えばいいのか、それに対して目に見えない感謝すべきこともあると思う。
タイトルにもした先人への感謝の部分。
例えば自分は先輩達から仕事を教えてもらって、それを覚えて仕事してる。
けどその仕事のやり方などは先輩達が考えたり切り開いたりして今がある見たいなのもあると思う。
今偉そうにしてるあの人も、そういった努力を積み上げて今までやってきたのかもしれない。
恥ずかしながら自分は最近これに気がついた。
本当に小さなことであるが、自分が作ったやり方、仕事の流れを自分の後輩が模倣して習ってるのを見て気がついた。
きっと先輩達も効率を良くする為にそう言う仕組み作りをしたりしたんだろうなと。
これに通ずる話で自分の勤めてる営業所の初代所長で、今は別のところで働いてる人と話す機会があった。
なんでも昔は元請け側に結構あれこれ言われたもんで、言われっぱなしだと舐められるから戦ってた部分もあったとか。
今はそんなこともないし上の人たちのおかげでうまくやってるけど、やっぱりここでも先人達のおかげで今があるんだなって思った。
こういう会社単位の話でもそうだしスケールの大きい人類の歴史でもそうだけど先人達がいるから今の自分がある。
来年うちの会社では作業の仕組みに関して大幅な変更があるらしい。
今度は自分が切り開いてく番になりそう。
社員として今後の会社のためにしっかり勤めを果たさなくてはならない。
感謝の気持ちを常に忘れないようにしながら仕事に取り組みたいと思った今日この頃。